読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ジャニヲタがヅカデビューした話

 先日、初めて宝塚大劇場に足を踏み入れた。観劇した演目は星組の『ガイズ&ドールズ』

 ジャニヲタたるもの、一度は経験しておかねばならないものであろう宝塚。大学受験のときには勉強に嫌気が差して「なぜ私にバレエとダンスを習わせなかったんだ!そうしていれば今頃宝塚に居たかもしれないのに!」と両親に詰め寄ったこともある。過去にやらなかったことを悔いても仕方ないと思いながら、どうしても言っておきたかったのだろう。

 それほどまでに宝塚に入りたいと言っておきながら、実は今まで一度も宝塚の舞台を見たことがなかった。言ってしまえば、天海祐希さんや真矢みきさんといった元タカラジェンヌの女優さんが好きだからで、宝塚に入りたい理由もそれだけだった。そんなヤツが入れるわけないだろう宝塚。

 そんな私が生まれて初めてタカラヅカを見ました。



 
 ここまで書いたのが2015年9月の話。下書きにしまいこんだまま、約5ヵ月が経ってしまいました。なぜ今このタイミングで書きかけの記事を引っ張り出してきたかというと
2度目の観劇をしたからです。

 『初めての宝塚』は記事として完成させることができなかったので、2度目を経験した今だからこそ書けるブログを書こうと思います。1度目のことを思い出したりしながら。

宝塚版『るろうに剣心

 私が2度目の観劇に選んだのは雪組るろうに剣心』でした。なぜこれを選んだかというと、フォロワーさんにお誘い頂いたからです…ほんと、それだけ…。るろうに剣心は原作の漫画どころか佐藤健主演の映画ですら見たことがありません。藤原竜也が包帯っぽいものでぐるぐる巻きになった役をやっていたことは知っている程度の知識でした。
 また、初宝塚にガイズを選んだ理由は以前に内博貴くんが同じ舞台をやっていたからです。ちなみにその舞台を見に行ったことがあったわけではありません。「そういえば内くんがやってたよなあ、ガイズ」という気持ちだけでチケットを用意しました。宝塚に行ってみようと思い立ったときに、全く知らない題材のものではなくタイトルだけでも聞いたことのある作品が上演されていたことが私の宝塚デビューを後押ししてくれたように感じます。ありがとう内くん。ありがとうニッキ。*1

 さて、そんな予備知識ほぼゼロの状態で臨んだるろ剣でしたが、話自体が凄く面白かったので最後まで難なく(?)楽しむことができました。殺陣もダイナミックだし、音楽は生演奏だし、映像の使い方も美しい!そしてなにより、斎藤一役の彩風咲奈さんがかっこいい!!!紺色の警官の制服に身を包み、煙草をくわえて佇む彩風さんの姿に私のでかい双眼鏡*2は釘付けでした。立ち姿もかっこいいけど片眉を上げた表情がかっこいいんだ…。

幕間の過ごし方

 ジャニーズの舞台では無いことも多いですが、宝塚の場合は1幕と2幕の間に30分間の幕間休憩があります。私はお手洗いを済ませた後、壁の少し高い位置に校長先生のごとく並べられたタカラジェンヌの写真を眺めていました。役柄の衣装姿で撮られた写真の下にはお名前が書かれているので、あの人は誰だ!となったときに簡単に確認できるんです。彩風さんのこともこのタイミングで顔と名前を一致させました。パンフレットを買えばそんな必要がないことはわかっているんですけど如何せん、ジャニヲタ宝塚来てみたってよ程度のスタンスだったのでお許しください…。

 ガイズを観劇した時も同じように幕間を過ごしました。その時にアッこの人素敵!となったのは七海ひろきさん。黒字に白のチェック柄のスーツにハットを被り、すらっと歌う姿がとても華やかでした。

娘役の歌声

 男役の方のかっこいい歌唱シーンはもちろん最高だったんですけど、個人的に興奮したのはご飯屋さんで娘役のジェンヌさんが大勢で歌うシーンでした。高めの可愛らしい歌声でクルクルひらひら踊る群舞、めっちゃカワイイ。ガイズの時にも似たような場面があったから、これはどんな公演でも見られるのかなあ…。フィナーレのラインダンスでのハイッハイッという掛け声にもキュンとしました。男らしさだけじゃなくて、女らしさや少女らしさもどっぷり楽しめちゃう宝塚。素敵。

おわりに

 終演後、次回公演のポスターを見つけた私は公演スケジュールと自分のスケジュールを照らし合わせていました。星組公演『こうもり/THE ENTERTAINER!』初めての2本モノなので凄く楽しみです。わくわく。
 
 1度目の観劇の目的は宝塚を知ること、2度目は楽しむことでした。こうなれば3度目はハマるしかないのかもしれません。
 

*1:錦織一清も出てた

*2:ビクセンのアスコットという野鳥観察に適した双眼鏡で、明るさの代償に重さが900gもある