無限大に愛を込めて

女生徒A「厳しい寒さに手先を凍らせる〜!」

全員「1月〜!」

わたし「1月12日、私は〜!」

全員「卒業しました〜!(卒業証書を掲げる)」


ヲタ卒?いやいや、まだしません。
担降り?それなら高校生の頃に済ませました。安田くんから、淳太くんに。

強いて言うならそんな元担である安田くんから、関ジャニ∞から、分かりやすく言えば関ジャニ∞ファンクラブからの卒業です。

「担降りと卒業、何が違うねん」と思う方も居るかもしれないんですけど、一口に担降りと言っても色々なタイプがあると思うんです。綺麗さっぱりグッズも気持ちも処分するタイプ、大切な思い出として胸にそっとしまっておくタイプ、神担として崇めていくタイプ、その他諸々。そんな中でも私は担降りしたにもかかわらず、ファンクラブを更新し続けるタイプの担降りでした。

「エイトのライブ楽しいしぃ〜年イチペースで行くのは辞めたくなぁ〜い♡」そんな気持ちで払い続けた年会費。ここ数年はなぜか、センター試験の日と大阪公演の日を被せてくるおかげで行くことができなかった年もありましたが、各ツアー1公演はお邪魔させてもらっていました。リサイタルも楽しかったです。

『担当ではないけれどコンサートは楽しいから行く』を続けていたのですが、ちょうど来月でファンクラブの更新期限が来ます。1月12日の京セラ公演を区切りに、自分の気持ちを精算してみたくなりました。


私が小学生の頃、初めて好きになったジャニーズは関ジャニ∞でした。当時は空前の嵐フィーバーが学校中で起こっていて、関ジャニ∞が好きだと言うと物凄い勢いでなぜ嵐じゃないんだと糾弾されてしまうので、隠れキリシタンのような日々を過ごしていました。

中学生になってから、お小遣いで入会したファンクラブ。初めてのコンサートは妹と両親と、家族4人で行きました。当時はまだ男性が今より少なかったので、アリーナに居た背の高い父に会釈した錦戸くんのことは忘れません。高校受験の年は、塾の特別特訓を年末のライブのために早退して、いつも通り家族全員で京セラへ馳せ参じました。

そんな娘も今では立派な、4連でチケット取ったら3枚は交換に回すようなヲタクです。


高校生活が忙しくても、ジャニ勉を見れば元気が出ました。曲を聴けば、勉強だって頑張れました。

でもなぜか、少しずつ、私が見たいものをエイトが見せてくれないようになってしまった気がして。少し前に"変わってしまったアイドル"についてのブログが流行っていたかと思うんですけど、似たような感情を抱いてしまったんですよね。

そうしているうちに、もっと応援したい、熱量を注ぎたいと思える人が現れて、担降りなるものを決意しました。

去年のクリスマス、京セラドームで行われたジャニーズWESTのコンサートに行きました。そうです、担降り先です。たまたま初日に入った座席が、エイトの初単独カウコンの時に入ったのと似たような場所だったので、勝手になんだか懐かしい気持ちになっていました。それこそ、7年ぶりに関ジュが京セラで歌うBIG GAMEとか。私の初日は自担と推しの立ち位置をメモるのに必死で、そこまで感慨に耽る暇もなかったけど。

そしてそんなクリスマスの次の日、SpritsのDVDを見たんです。久しぶりに。

会場は京セラじゃなくて城ホール。お客さんも45000人じゃなくて12000人。環境は今と全く違うのに、私が好きだった頃とも、今とも、何一つ変わっていない関ジャニ∞がそこに居ました。

ただ私の見たいものが変わっただけで、エイトは何も変わっていなかったんだなあ。いつだって彼らは、最高で最強な関ジャニ∞で居てくれてたんだ。

安田担から降りることを決めて3年、ようやく気付きました。まあこれは、勝手なヲタクの憶測でしかないんですけど。


さて、ここからはよくある担降りブログみたいなことを書きます。


あの日、歌番組を見ていなかったら。

きっと今、こうしてブログに文字をしたためることもなかったでしょう。

行かなかった場所、出会わなかった人もたくさん居たことでしょう。

私は本当に面倒くさがりで、陰か陽なら陰のタイプのブスなんですけど、ジャニーズを好きになったからこそそれなりに、ちゃんとするようになりました。今でもすっぴんにマスクで学校には行ってるけど。

見つかってくれて、本当にありがとう。


最後に、私が作った卒業証書(という名のメッセージカンペ団扇)の写真でお別れです。


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写り込んでいるのは実家のカーペットです。


以上、ファンクラブをもう更新しないと決めた話を長々と書き連ねたブログでした〜!



教頭先生「一同、起立!」

教頭先生「卒業生が退場します」

女生徒B「もしまたチケットが手に入ったり、誘われたりしたら、エイトのコンサートに行く?」

わたし「多分行く」