ジャニーズWESTとサザンオールスターズ

 ジャニーズWESTサザンオールスターズには、そこはかとない親和性があると思う。サザンを聴いていると、この曲は重岡くんっぽいなとか、この曲は淳太くんみたいだなとか、そういった類いのことが思い浮かぶ。なぜなら、私がその両方のファンだからだ。

 私はブログを読むのが好きで、ジャニーズのグループから色んなブログを読み漁っている。その中で、○○くんのイメージソングを選んでみるという記事を何度か拝見したことがある。何番煎じになるのか分からないが、私もWESTのメンバーそれぞれにしっくりくる曲を選んでみようと思う。サザン縛りで。

 国民的アイドル(になる予定)のWESTと国民的ロックバンドのサザン、ほら、考えただけでもぴったりじゃないか。自分でも何を言っているのかよく分からないが、桑田さんもなんて歌ってるのかよく分からないから問題ない。ちなみに音源は某動画サイトにはほとんど無いので、もし興味を持った人が居るなら、各自でTSUTAYAに行ってほしい。

 事前に想定していた以上の文量になってしまったので、今回は赤黄緑青の4人分だけ書こうと思う。残りの3人は思い付き次第書く。きっとすぐに書く。

重岡くん 希望の轍

 イントロのシンセサイザーの音色から重岡くん感が滲み出ている。ムキムキ天使ちゃんの持つ芯の強さがシャウトから感じられる。そして始まるAメロのフレーズ。

夢を乗せて走る車道
明日への旅

 どう考えても重岡くんである。ただのファンの憶測に過ぎないが、重岡くんは誰よりも未来を見据えているように感じる。売れるために4を7に変えた*1重岡くんが、夢を乗せて走る車道ならば、辿り着く明日には希望しかないであろう。同様に、2番のBメロにも重岡くんらしさを感じる。

ため息の中にほのかなあこがれが寄りそう
愛されるために羽ばたくような Baby love

 つまり、私の中で重岡くんはエボシラインなのである。*2爽やかさと情熱が混在したこの曲は、重岡くんにぴったりだと思う。

淳太くん LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜

 元々、不倫をテーマにしたドラマの主題歌だったこともあり、よくよく聞いてみると、不倫カップルが横浜をデートしているだけの曲である。しかし華やかなギターの音色から始まるこの曲は、淳太くんが持つ大人の色気を思い出させる。

マリンルージュで愛されて
大黒埠頭で虹を見て
シーガーディアンで酔わされて
まだ離れたくない 早く去かなくちゃ
夜明けと共にこの首筋に夢の跡

 上に示したのは、1番のサビの歌詞である。マリンルージュは横浜港を巡る観光船であり、シーガーディアンはホテルニューグランドにあるバーである。確か、横浜のガイドマップを見ながら桑田さんが書いたみたいなエピソードがあった気がする。そんな大人の素敵な横浜デートはまだ続く。

ボウリング場でカッコつけて
ブルーライトバーで泣き濡れて
ハーバービューの部屋で抱きしめ
また口づけた
逢いに行かなくちゃ
儚い夢と愛の谷間で溺れたい

 2番のサビにあるブルーライトバーは、スターホテル横浜内のバーである。こんなにもハーバービューの部屋が似合うアイドルが、彼以外に存在するだろうか。大人らしい華やかさと切なさがありながら、初恋のような真っ白な純愛を思わせるこの曲は、セクシーとキュートが同居する淳太くんにぴったりだと思う。
 敬虔なクリスチャンである淳太くんに、不倫をモチーフにした曲がぴったりだというのもどうかと思うが、まあそんなこと言わずに聞いてみてほしい。

神山くん 君こそスターだ

 声を大にして言わせてほしい。この曲は神山担が神山くんに捧ぐ神ちゃん可愛い可愛いソングであると言っても過言ではない。見てほしいのが以下に記したサビである。

走りくる影は明日への追い風
永遠に見果てぬ夢
終わりなき夏の情熱の物語
惚れたよ 君が魅せたドラマに乾杯

 あれ、桑田佳祐って神山担だったんじゃないの?と錯覚さえしてしまうほどに神山くん応援ソングである。この曲の主人公を神山くんだと考えると、走りくる影は尖っていた熱血キャラだった頃の神山くんである。VIPでBIGなTOPになるんだと熱く語っていた頃の神山くんである。*3その頃から見続けていた夢が少しずつ叶っても、また新たな夢が出来てしまう。永遠に見果てることのない夢であっても、情熱に満ち溢れた神山くんならそれを必ず叶えるのだろう。そこで最後のフレーズを、神山担がビール片手に唱えるのだ。惚れたよ 君が魅せたドラマに乾杯。いやもう、既にベタ惚れですけどね。
 ちなみに2番の同じ場所には、"頑張る君と生きた時代に万歳"という歌詞がある。2015年に生きているおかげで、頑張っている神山くんを応援できる。なんて幸せなことだろう。1日遅くなったけど、誕生日おめでとう神山くん。君こそスターだ、神山くん。

流星くん イエローマン〜星の王子様〜

 これはもう正直に言う。完全にタイトルだけで選んだ。あの顔面であの名前、星の王子様以外の何者でもない。ただ、それだけでは説得力に欠けるのでもう少し掘り下げて理由付けしていこうと思う。しかしこの曲、作詞した桑田さん本人も語感だけで作ったとかで、歌詞自体にこれといった意味は無い。そんな曲の歌詞を深読みするという行為は、それはそれで恥ずかしいのではないだろうか。

YELLOW MAN ちょいとラメをば頂だい!! (Ah…)
JAM A BANG Androgyny is Alright!! (Ah…)
夢のマスカラ勝負で
Teen-Age-PopはParadise
妖しくて イヤらしくて 極どいけれど
僕はイケルでしょ…?

 というようなことを言っていながらイエローマン〜星の王子様〜を聞いていたら、あった。2番のサビがなんだか物凄く流星くんっぽい。Androgynyが何を表しているのかは気にしないとしても、夢のマスカラ勝負を流星くんとしたら絶対に勝てる気がしない。
 どうやら私は流星くんに対して、ギラギラで派手派手上等なイメージを抱いているようである。言うまでもないが、ティーンエイジャーを卒業して、大人になった流星くんもパラダイスである。


 今回引用した歌詞はほんの一部であるので、全体を通して聞いた方がしっくり来るように思うし、メロディー込みで聞く方が良い。そしてあくまでも、上記のイメージソングは私が持つ彼らのイメージにぴったりな曲である。こんな感性のヲタクも居るんだなあ、程度に受け流してもらえたなら幸いである。

 いつか音楽番組でジャニーズWESTサザンオールスターズが共演して、桑田さんの目に止まる日が来るのを願ってやまない。

*1:Myojo1万字インタビューのやつ

*2:曲中に出てくる造語で、遠く遠く離れゆく存在

*3:今でも言ってる