歯磨きグラビアが好きだ
私は歯磨きグラビアが好きだ。どのくらい好きかというと、雑誌ポポロの人気企画リク写祭り*1に「淳太くんと流星くんが並んで歯磨きしてるところが見たい!」と送り、採用されるくらい好きだ。
ちなみにこれがそのリク写である。ペンネームは今と違っていて恥ずかしいので消しておいた。
さて歯磨きグラビアとは、上記の画像を見ても分かるように、歯ブラシを口に入れてあたかも歯を磨いてるかのように撮影したグラビアのことである。恐らく歯を磨かない人は居ないだろう。しかし、歯を磨く姿を人に見せる人はほとんど居ないのではないだろうか。歯磨きグラビアは本来公になるはずのない姿を見ることのできる貴重な機会であり、言わばヌード写真のようなものである。*2
歯磨きグラビアについてのブログを書こうと思った理由は、今月発売のMyojo7月号にある。今をときめくエース格Jr.、岸くん平野くん岩橋くんが歯を磨いていたのだ。彼らにそこまで興味のなかった私の胸がざわつくのを感じた。ありがとう集英社、ごちそうさまです集英社。
彼らによって歯磨きグラビアに注目が集まっている今、せっかくだから熱く語ってみようと思う。
まず第一に、歯磨きグラビアはただ歯を磨いているわけではない。4つにパターン分けすることができる。
1.歯にブラシを当てている
歯ブラシを握り、本当に歯を磨いている状態を切り取っている。少し開いた口から見える歯ブラシがなんとも生活感を感じさせる。しっかりと歯ブラシを握って持つ人、数本の指を添えるように優しく持つ人、歯ブラシを摘むように持つ人、持ち方1つにも現れる個性を楽しむことができる。欲を言えば歯磨き粉も付けた上で撮影に臨んでほしい。
2.歯ブラシをくわえている
口の端から見える歯ブラシの柄の部分。歯を磨いている時に名前を呼ばれ、「ん?」と返事をしているかのような表情をしていることが多い。少し口の端を引っ張られるので、いつもと違う表情が見られることも魅力の1つである。またこのパターンは、歯ブラシを持っているタイプと持っていないタイプに細分できる。
3.ただ持っている
これから磨くところかな?「磨き終わったよ!歯磨き上手でしょ!」なのかな?と想像力を働かせることができる。私は基本的に前者だと捉える。出来れば磨いているところを見せてほしいものである。
4.磨き合っている
1人が相手の歯を磨き磨かれる方は口を開けて待っているタイプと、お互いに磨き合うタイプに分かれる。「今日は歯を磨き合ってもらいます」とカメラマンから伝えられたとき、どんな感情を抱いたのか非常に興味深い。磨き合い経験者のジャニーズの皆さんは是非語ってほしい。1万字アンケート辺りで。ちなみに、先述の岸平野岩橋の歯磨きグラビアはこのパターンであった。彼らは3人で磨き合っていた。お互いのことを一切見ず、歯ブラシを当て合っていた。画期的である。
この他にも例外はあるものの、大まかには上記4パターンに当てはまるであろう。
そして、そんな歯磨きグラビアを超える、歯磨き動画を惜しげもなく見せてくれるアイドルが居る。ジャニーズWESTのセンター、重岡大毅である。彼はMVのメイキングで歯磨きをしながら現れる。しっかりと歯を磨いている姿を見せつけてくれるのだ。さすがは歯並び王子。ザ少年倶楽部の収録を休んで歯医者に行っているだけのことはある。*3
これからも非日常的な存在であるアイドルには、歯磨きグラビアのような日常的な姿をたくさん見せてほしい。日常と非日常のアンバランスさに、私はどうしようもなく惹かれてしまうのだ。私利私欲と言われても構わない。歯磨きグラビアだけ集めた写真集を出してほしい。